ninjinkun's diary

ninjinkunの日記

PS5その後

2週間ほどPS5を使ってみての感想。

  • PS4ソフトは読み込み高速化、4K画質、フレームレート向上などの恩恵だけだが十分嬉しい
    • Cyberpunk2077は読み込み速度が1/3くらいになった
  • 本体付属のAstro’s Space Roomは楽しい
    • このレベルのゲームがどんどん出てくるのに期待
    • コントローラー、3Dオーディオの可能性を感じる
  • 3Dオーディオがすごい
    • 自分は対戦型のシューターをほとんどやらないが、Fortniteで試してみたところ足音や発砲音の定位がすごかった
      • 音が来る位置が上下までわかる
    • PS5に最適化されていないと有効にならない
    • 専用ヘッドセットはこれがワイヤレスで楽しめるだけでも買う価値あり
  • コントローラーのアダプティブトリガー楽しい
    • No Man’s Skyで宇宙船に慣性がかかっている時にブレーキを踏むとトリガーが重くなるのは面白かった
    • まあ必要か?というとそこまでは…
  • 起動時(スリープ復帰時)のBlue-rayディスクの読み込み音がうるさい
    • 本体の動作音が静かなだけに気になる
    • ドライブにディスクが入っていると毎回轟音
    • これだけでDL版中心に買おうと思うくらい
    • 1分くらいでおさまる
  • ×○スワップ問題はすぐ慣れる
  • ゲームランチャーのUIはまだ慣れない

PS5入手

昨年11月にAmazonで購入したPS5がようやく届いた。Amazonが在庫がないのに購入を受け付けてしまったというトホホ案件だったのだが、いつ届くのかわからないPS5を待ちながら「PS5 Amazon 発送」とTwitter検索を繰り返す不毛な日々だった。待ちきれずに抽選にもいくつか応募していたがことごとく落選し、心が折れかけていた中でようやく届いて安堵した。

しかしこんなに欲しくても手に入らないものがあるというのが久しぶりで新鮮だったし、Twitter上での「11月18日Amazon購入組」の人々との謎の連帯感はインターネットが狭かった時代を思い出して懐かしくもあった。

そんなに欲しかったPS5だが、手に入ってしまうと所詮はただのゲーム機なので、Cyberpunk 2077が高解像度で安定して動いて良かったというくらいの感想である。実のところPS5を手に入れるまでのワクワク期間こそが一番の神ゲーだったのではないかと思っているのだが、入手できていない人に申し訳ないので大声では言えない。

Cool

Coolと言われればクールの誕生、つまりかっこいい何かを想像するが、英会話の中では相槌として使われているようだ。

  • 僕「最近こんなことをやっていて〜」
  • 相手「質問」
  • 僕「返答」
  • 相手「Okay, cool.」
  • 僕 (何かcoolなこと言ったっけ?)

もう言うことが無くなった時(会話の終わり)にも使われている気がする。単発の「Cool」が来るとちょっと寂しいというか、気の利いたこと言えなかったなという気持ちになる。

iPhone 12 Proを売ってiPhone 12 miniを買った

10月中旬にiPhone 12 Proの方が発売したので買ったのだが、サイズが大きすぎると感じたので、欲しがっていた友人に売った。代わりに買ったiPhone 12 miniはちょうど良いサイズ感で、ここ数年巨大なデバイスを無理矢理使わされていたのだな…という気持ちになる。しかしサイズから予想できる通り、電池の持ちはそんなに良くない。丸一日外出すると深夜にはバッテリーがほぼ空になる。新品でこれなので、一年後には丸一日持たないかもしれない。

ネガティブなポイントも書いたが、もう二度とでかいサイズには戻りたくないと思うくらいには気に入っている。

ガジェットの秋

最近欲しいガジェット出すぎじゃない?

光文社古典新訳文庫誕生秘話を読んだ

最初に光文社古典新訳文庫が出たのが大学三回生のときで、その時は「この時代にカラマーゾフの兄弟なんぞを読んでいる俺のための文庫か?」と学生らしい思い込みで勝手に興奮したような記憶がある。最初はこの文庫を全部読んでやろうと意気込んでいたのだけど、刊行ペースも早く、当然すぐに追いつけなくなってしまった。

最近この文庫を創刊した元編集長の本を読んでみた。週刊誌の編集者だった人が興したと聞いて最初は意外に思ったけれど、週刊誌で読者のニーズに徹底的に応える姿勢を鍛えられた人が古典を手掛けてヒットしたと聞くと、なんとなく納得感がある。2000年代に古典の文庫を新しい事業として始めるというのはやはりかなりの冒険だったようで、ベンチャーの立ち上げのようでワクワクする話になっている。

いま、息をしている言葉で。 「光文社古典新訳文庫」誕生秘話

訳者がその本にかける思い入れについて語るのが好きなので、この本も面白かった。煽りみたいなタイトルがついているが、中身はおっさんたちが本について喋っているだけ。

文学こそ最高の教養である (光文社新書)

古典新訳文庫のいくつかの翻訳では誤訳論争などもあったが、今でも自分はこの文庫のファンである。海外文学が読みたくなった時には、古典新訳文庫が刊行しているものをチェックするのが習慣になっている。

Launchableに入社して四ヶ月が過ぎた

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Launchableに入社して四ヶ月が過ぎた。自分にとっては初めてのシードラウンドスタートアップ、初めてのアメリカの会社になので、新しいこと尽くしな環境を苦労しながら楽しんでいる。後から振り返るためにも、今感じていることを書き留めておきたい。

開発

我々の製品は現在まだ開発中で、一般向けにはリリースされていない。自分はある程度成長した会社で新規サービスを開発した経験はあるが、シードラウンドの会社は初めてである。この製品がきちんと完成しなければ会社の存続が危うくなると考えると、とても緊張感がある。幸いなことにチームメンバーの練度がとても高いので、相談相手には事欠かない。随時Confluenceやミーティングでデザイン意図を共有してフィードバックを受けながら、わいわい開発を進めている。しかしこの製品、作るの結構大変です…

リモートワーク

前職から引き続きリモートワークをしているが、今回の会社はそもそもオフィスがない。最初は在宅で仕事をしていたのだが、自分はオフィスの方が集中できるタイプなので、最近家の近くのシェアオフィスを借りた。場所を変えながら仕事をすると集中が保ちやすいことが分かってきたので、ミーティングがある日は朝だけ在宅、午後はオフィス、天気がよければ公園という感じでやっている。

英語

今のところ英語を使う機会は社内SlackとConfluenceでの読み書き、デザイナーやPMとの1 on 1といったところ。集団で英語を話す機会はほぼないので、一応なんとかはなっている。エンジニアが全員日本語話者なので、開発に関する会話が日本語なのは正直とてもありがたい(英語の上達の意味では良くないかもしれないが)。

リーディング・ライティング

時差の問題もあり、Confluenceにドキュメントを書く文化が根付いている。入社直後はまず読み物の多さに圧倒され、一週間くらいはずっと焦りながらドキュメントを読んでいた(焦らなくてもいいよとはずっと言われていたが)。自分がドキュメントを書く必要もあるのだが、これもやはり時間がかかる。まず英語で書いて見て、それをDeepLに食わせて意味が通った日本語が出てくるかを確認しながら進めている。DeepLとGrammeryにはとにかく助けられている。

一方で、仕事のドキュメントはコンテキストがはっきりしている分まだ書きやすい。自分は何かアイデアを思いついたり、人から面白い話を聞いた場合にすぐ喋りたくなるタイプなのだが、これを書き起こすのがしんどい。自分は英語でふわっとしたことが書けないので、背景をある程度説明しながら文章を書き始めると、本当に言いたかったことに至る前に力尽きてしまうことが多々ある。なんとかしたい。

スピーキング

自分は週一の英語の個人レッスンを6年ほど続けてきていたが、はやりスムーズな喋りには程遠いことを実感する。1 on 1ではなんとか意思疎通はできるが、言葉が出てこないことはよくある。相手がある程度ゆっくり喋ってくれるのと、Google Meetの字幕機能に助けられている。他にも相手が読んでいる本やおすすめのNetflixビデオを見て、共通の話題を作るなどの工夫もしている。

英語の先生は入社してからだいぶ喋りが上達したと言ってくれているが、自分ではあまり実感がない。個人レッスン以外のオンライン英会話やシャドーイングなども手を出してはみたが全然続かないので、何かスピーキング力を増やすアクションの必要性を感じている。

時差

日本とアメリカの東海岸、中部、西海岸にそれぞれメンバーが居る。ミーティングはお互いの時間がオーバーラップする朝に集中するので、起きるのが多少早くなった(とは言っても8時起き)。朝起きてメンションがたくさん溜まっている時は、仕事モードに切り替えて目を通すまでに気合が必要になる。時差の問題はどうしようもないので、前述のドキュメント文化とみんなの配慮でなんとかやっている。

おわりに

色々苦労もしているが、基本的には楽しくやっている。今はとにかく製品をリリースして、Launchableのインパクトを世に問うていきたい。

あとはUSのメンバーにまだ会ったことがないので、早く実際に会ってみたい。アメリカに行けるのがいつになるのかわからないが、往来ができるようになる日を心待ちにしている。

最後に一言。様々なバックグラウンドの優秀なメンバーと働くのはとても楽しい。

プールで肩こりほぐし

肩が凝ってくるとプールに行く。ここ数ヶ月行けていなかったが、久しぶりに区民プールへ行ってきた。コロナ対策でヘアドライヤーが撤去されており、髪が濡れたまま帰る羽目になって過酷だった。ヘアドライヤーは持ち込めばいいらしいので、次回は持っていく。

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Launchableでエンジニアを募集します!

kohsuke.hatenadiary.com

yoshiori.hatenablog.com

Launchableで新たにサーバーサイドエンジニアを募集します。詳しくは募集要項を見ていただきたいのですが、自分なりにざっくり説明すると、必要な経歴・マインドは以下の通りになるかと思います。

  • 情報科学に関連した分野の学士以上
  • スタートアップを楽しめること
  • 顧客への共感が持てること
  • サーバーサイドの開発経験
  • 英語

情報科学の学士は読んでそのままなので、他の部分をもう少し解説します。

スタートアップを楽しめること

我々はシードラウンドのスタートアップです。製品はまだ一般リリース前で、プロダクトアドバイザー(最初に試していただくお客さん)への組み込みをがんばっているところです。

例えば、自分は元々フロントエンドエンジニアとして入社しましたが、今は組み込みが最優先のフェーズなのでCLIを作っています。このようにフェーズによって役割が変わることを楽しめる方、未定義の部分が多い製品や組織を自分で作っていくことを楽しめる方と一緒に働きたいです。

顧客への共感が持てること

B2BSaaSはお客さんとの距離が非常に近いです。顧客の問題に共感し、彼らの問題を解決するインパクトに燃える、そういうマインドセットの方と働きたいと思っています。自分もお客さんと話すたびに、自分が知らなかった組み込み系や大きな会社の開発現場の問題に驚いてます。テストにまつわる問題がいかに切実であるかを再認識する毎日です。

サーバーサイドの開発経験

現在はサーバーサイド側をJava(WAFはSpring Boot)で書いています。その辺りの経験があるとプラスですが、Railsなどの経験でももちろん十分です。他にプラスになりそうなポイントは以下の通りです。

英語

現状、社内のコミュニケーションは以下の言語で行われています。

  • Slack、Confluenceの読み書きは英語
  • PM、デザイナー、営業との会話は英語
  • 現状ではエンジニアが全員日本語話者のため、開発者同士の会話は日本語

会社としては英語が公用語なので、円滑なコミュニケーションのためには英語が必要になります。というわけで、英語がある程度できる方を求めています。ある程度英語ができるとはどういうことか?という疑問が出るかと思いますが、目安としては英語で仕事をしたことがあればベスト、1:1でコミュニケーションが成立するのがボーダーラインという感じで考えていただければと思います。

おわりに

自分なりにポイントを書いてみましたが、結構要求が高いと感じられた方も多いかと思います。もちろん満たしているのが理想ではありますが、全部ないと通らないということはないので、興味を持っていただけたらまずは応募してみてください!

www.launchableinc.com