ninjinkun's diary

ninjinkunの日記

在宅勤務二ヶ月の感想

勤務先が在宅勤務に切り替わり、二ヶ月ちょっとが過ぎた。我が家は夫婦2人ぐらしなので、子供がいる家庭に比べると在宅はやりやすい方だと思う。

とはいえ、自分の感想で言うと、最初の一ヶ月目あたりがかなり辛かった。仕事のパフォーマンスが出ないのである。

元々自分は人が周りにいる方が集中できるタイプだった。2月までは休日も喫茶店に作業をしに行ったり、本を読むためだけに電車に乗ったりしていた。もちろん仕事でも同僚が周りにいる環境の方が集中できており、人目がなくなるとついついTwitterやらはてブやらを見てしまうという弱みがあった。

これが在宅になって、気がつくと仕事中にコロナの情報を追いかけている自分に気づくような有様になってしまった。こんな状況でタスクが進むはずもない。当時ちょうど新しいプロジェクトに配属になったこともあり、コードベースの把握から何から時間がかかって、すぐに成果が出る状況になかったことも状況の悪化に拍車をかけていたように思う。一応小さいチームのリーダーをしているので、アウトプットが出せないとメンバーに合わせる顔がないというプレッシャーもあった。

結局どうしたか。まずは「今自分はパフォーマンスが下がっています」とメンバーやリーダー陣に正直に伝えていった。同時期にtagomorisさんの この時期、業務で低パフォーマンスを出し続ける覚悟 - たごもりすメモ が公開されて、自分だけがこういう状態じゃないと分かったのも大きかったように思う。周りに言えるようになってからは多少スッキリして、前向きに取り組めるようになっていった。

朝は散歩しながら一日やることを整理する時間を作った。スマホは仕事中は別室に置くようにした。つい見てしまうサイトはhostsに入れた。色々な積み重ねで、元のパフォーマンスの8、9割くらいまでは回復したように思う。結局、状況に慣れて落ち着いてきたということなのだろう。

これからも自分はオフィスや人混みの方がパフォーマンスが高い人間であり続けるとは思うが、この事態の収束が見えない以上、在宅でやっていく方法を模索していくかしない。これを読んでいる人も、家で集中するための工夫があったら教えてください。