必ず読むべき○○のように言われると、いくら良い本でも読む気がなくなる。自分にとって本とは見つけ出すものであって、人に強要されて読むものではないからだ。
人と接していると、この人はあの本を読んだらいいのになと思うことがある。けれど絶対読めと言っても、たぶん当事者は読まないだろうし、読んだとしても本当にその人の糧になるかは怪しいものだ。必要となったときに自分で見つけ出して、貪るように読んだものが血肉になると思っている。
というわけで、人に勧めたい本があったときは、自分の感想と影響を受けた部分を言うくらいにとどめている。
22:53追記
本を読むに至ったストーリーは本の内容と同じくらい大事だ、と言いたかっただけなのかもしれない。
