全世界で体が金属化するウイルスが蔓延する。触れるだけで感染するので、瞬く間に世界はウイルスに犯される。風を受けて空高く飛び上がる技能を持っていたので、間一髪飛び上がって山の上にかろうじて残っている集落へたどり着いた。
ちなみに前日に予感がしていたので、あの時彼女に電話しておけば良かった…と後悔した。
集落では30人ばかりの人で共同生活を始めた。燃料や食料を節約してなんとか持っていた。
途中で下界から生存者がたどり着くも、彼の車にはウイルスが付着していて…というお決まりのパターンも展開された。家や垣根を壊してウイルスの蔓延を防いだ。
仲良くなった女の子が、腕っ節の強いやつになびいてしまって辛酸を舐めたりもしていた。
他国の生き残りが来るらしいという情報が入ってヘリコプターが見えたあたりで目が覚めた。