東京の電車は混んでいて辛いという話を聞くが、自分が通勤で使っている有楽町線の東側から西側(新富町→永田町)へ向かう下り電車はかなり空いている。9:30くらいの電車ではほぼ座ることができ、早めに出勤しても1、2駅立っていればだいたい座れる。
なぜこんなに空いている電車が走っているのか考えてみた。
- 有楽町線は西側で西部、東武と相互乗り入れしており、郊外からの乗客が多い
- このため、朝の時間は10両編成車両が4, 5分おきにやってくる
- 一方で東側は新木場でJRに乗り換えられるだけ
- 鉄道はやってきた車両を車庫に戻す運用が必要なので、どちらかの列車本数を減らすことはしづらい
つまり人数が多い西側の乗客を運ぶためのキャパシティで人数が少ない東側の乗客を運んでいるので、ガラガラになっているわけだ(とドヤ顔するほどのことでもない)。
もちろんこの状態では経営効率が良くないことは明らかなので、有楽町線は豊洲-住吉間に支線を作って延伸する計画が進行中らしい。
他にも片側だけ相互直通がない路線がないか調べてみたが、あったのは都営新宿線の東側くらいで、こちらは郊外まで地下鉄自体が伸びていた。
Mini Metroというゲームをやっていると、こういうことを延々考えてしまうのでおすすめです。