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ninjinkun's diary

ninjinkunの日記

はてなを退職しました

昨年末に株式会社はてなを退職しました。2008年の京都移転直後のインターンに参加し、2009年に新卒入社したので、5年くらいはてなに関わっていたことになります。
このエントリでは、自分がはてなでやったことと、エンジニアとしてのロールモデルを持つことができたこと、コミュニティ活動ついて、そして今後について書きます。

はてなでやったこと

最近ではスマートフォン系の仕事が多かったのですが、入社当初は運用を担当していました。たくさんのサービスを担当しているチームで、ここで様々なコードに触れた経験が今振り返ってみるとすごく良かったと思います。とにかくコードをたくさん読みました。
同期入社には既に実績がある人が何人もいて焦る一方、自分はテストを書いているつもりがDBのデータを消していたり、社内のメールを止めたりとひどいミスを連発していて、今思い出しても冷や汗が出ます。

その後

辺りをメインで担当して、ようやくスマートフォン周りに自分の居場所ができたように思います。WWDCにも2回行かせて頂きました。
はてなアルバムはてなスペースといった新サービスにも関わりましたが、既存サービスとは違うことも多く、あまり結果を残せなかったことが残念です。
昨年の夏ははてブのiOS SDKを開発しながらインターン委員長も担当して、てんてこ舞いでしたがなんとかやり遂げました。

自分としてははてなのスマートフォン化の為に尽力したつもりではあるのですが、足りない部分もたくさん残してしまったと思っています。結局スマートフォン時代をリードするような成果は出せずじまいでした。もっと何とかできなかったのかと、今でも何度も思います。全て経験だった思えるようになるには、まだ時間がかかりそうです。

ロールモデル

自分にとって、エンジニアとしてのロールモデルが持てたというのが、はてなに入社して一番良かったことだと思います。
在職中は様々な方から刺激を受けたのですが、特に一緒に仕事をしていたid:onishi, id:naoya, id:antipop さんたち三人の先輩エンジニアが自分のロールモデルです。それぞれの方から、コーディング、設計、ディレクション、学習とアウトプット等のやり方等を、見よう見まねで参考にしていました。

入社時には何も持っていなかった自分が、エンジニアとしてなんとか仕事をして行けるようになったのも、こうした先輩や同僚に恵まれたおかげです。
育てて頂いた恩は、自分の成長と実績で返すしかないと思っています。

こう言っていただけるように、今後も成果を出して行きたいです。

コミュニティ活動

それまでコミュニティ経験がほとんどなかった自分ですが、Cocoa関西と出会ってから大きく変わりました。毎回何かしら発表して、資料をアップロードするようになり、運営にも関わるようになりました。プロが多く集まっていて、iOSの突っこんだ話が通じる場だったのがとても良かったです。自分のアウトプットは、Cocoa関西なしにはあり得なかったと思います。
昨年から代表をさせていただいていたのですが、1年で退任することになってしまって申し訳なかったです。。また遊びに行きます。
引き続き関東でもコミュニティ活動をしていきたいです。

今後について

少し前から東京のベンチャー業界に興味があり、小さい会社で勢いがあって面白そうなところを探していました。その結果、Frilという女性向けフリマアプリを運営している、Fablic社に入社しました。昨年末から東京に居ます。
創業して2年目のスタートアップですが、C2Cのフリマアプリというジャンルのパイオニアです。今年の後半から年末にかけてレッドオーシャンになっている分野で、いきなり激しい競争を目の当たりにしていますが、活気がある社内で楽しいです。
はてなとは全く違うユーザー層が相手なのも、また違った経験で面白そうです。

最後に、さよなら京都

はてなのサービスも、働いている人も、会社のある京都も大好きです。しかし『Web進化論』に影響をもろに受けてしまった世代のせいか、なんとなくベンチャー志向のようなものを持っていて、もっと小さい会社で力を試してみたいという思いを捨てきることができず、転職という結果になりました。

仕事が詰まって息抜きが欲しかったり、考え事がしたいときにはよく鴨川を走りました。自然と人が近い京都の中で、一番好きな場所です。またこの景色が懐かしくなったら遊びに来るかもしれませんが、ひとまず東京でがんばってみようと思います。

お世話になった方々、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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